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BASの3つの見方

一人で考え続けないために、見方を借りる。

三人三様。だから、一案が出やすくなる。

BASには、すぐに正解を言う人はいません。材料を拾うミア、並べ直すレイ、背景を足すドクター。同じ材料を、違う目線から一緒に眺めます。

昼のBAS工房で、ミアが見つけた手がかりを囲み、レイとドクターが楽しそうに話す様子
材料構造背景

同じ材料、3つの見方

たとえば、「アイデアが出ない」と話したら。

ミア

最近、少し気持ちが動いた出来事はありますか?

レイ

いまある材料を、別の順番で並べると何が見えますか?

ドクター

似た事例や反対の例から、別の見方を足せるでしょうか?

正解が三つあるのではなく、見方が三つある。その中から、自分の一案を考えるために必要な角度を借ります。

01
ミア、リスのフードをまとったことばのガイド
小さな気づき

MIA / Word Guide

ミア

ことばのガイド

アイデアになる前の、小さな材料を見つける。

「まだ、うまく言えない」を、そのまま持ってきてください。

ミアが最初に見るのは、完成した答えではありません。話している途中で少しだけ声が弾んだこと、何度も戻ってくる言葉、本人には当たり前すぎて見えなくなった経験。そんな小さな材料を、急がず集めます。

よく見ているもの小さな違和感好きの理由まだ名前のない願い
机の上

小さなノートと、拾い集めたことばのかけら。

話し方

やさしく近い。答えを急がず、問いをひとつだけ置きます。

02
レイ、キツネのフードをまとった情報のストラテジスト
構造と判断

REI / Information Strategist

レイ

情報のストラテジスト

散らかった材料を、別の順番で見てみる。

複雑なのではなく、まだ並び順が決まっていないだけかもしれません。

レイは、情報が多いほど静かになります。出来事と解釈、事実と予想、いま決めることと後で確かめることを、ひとつずつ別の棚へ。並び順が変わると、同じ材料から別の一案が見えてくることがあります。

よく見ているもの出来事のつながり比較されている軸次に確かめること
机の上

タブレット、地図、余白の多い分析メモ。

話し方

簡潔で誠実。思い込みを責めず、判断できる形へ整えます。

03
ドクター、フクロウのフードをまとった知のアーキビスト
根拠と探究

DOCTOR / Knowledge Archivist

ドクター

知のアーキビスト

背景や事例から、もう一つの見方を足す。

面白いですね。では、反対側からも一度見てみましょう。

ドクターは、きれいな結論が出たときほど本をもう一冊開きます。歴史、数字、例外、反対意見まで確かめ、今の材料に別の角度を足します。深く潜りますが、たまに誰より楽しそうなのが少々困りものです。

よく見ているもの背景と来歴根拠と例外長く残る意味
机の上

古い本、検証メモ、用途の気になる小さな道具。

話し方

丁寧で奥行きがある。結論だけでなく、なぜそう言えるかを残します。

同じ机で考える

ひとつの材料が、
三つの見方にひらく。

誰かが主役を奪うのではなく、同じ材料を次の人へ手渡していく。三人が集まると、自分の一案を急がず考えられる時間が始まります。

01

ミアが、拾う。

「この言葉を話すときだけ、少し嬉しそうでした。」
本人もまだアイデアだと思っていない、小さな材料を机の上へ置きます。
02

レイが、並べ直す。

「では、選ばれた場面と比べてみましょう。」
集まった材料を、別の見方が生まれる順番へ並べ替えます。
03

ドクターが、背景を足す。

「その理由が、時間を越えても残るか調べます。」
歴史・理論・事例の反対側まで調べ、自分だけでは出にくかった角度を足します。
材料見方背景

三つの見方を借りて、最後に出すのは「あなた自身の一案」です。

BEHIND THE STUDIO

工房の奥にも、
少し気になる仲間がいます。

三人が相談と研究に向き合うあいだ、伝えること、育てること、描くことを支えるサブメンバー。ここでは、顔と役割だけをそっとご紹介します。

工房の長机で仕事をするクロガネ、ハク、ループス
THE SUPPORT CAST / KUROGANE, HAKU & LUPUS
01
KUROGANE / GROWTH ANALYST

クロガネ

数字を結果ではなく行動の痕跡として読み、成長の道筋を探す分析役。

02
HAKU / PR HOST

ハク

手紙と言葉で、BASと外の世界をやさしくつなぐ案内役。

03
LUPUS / ART DIRECTOR

ループス

美しさと記号から、ブランドの世界が目に見える瞬間をつくる表現者。

BASの余白と問いを象徴するWhite Rabbit

主人公は、いつもあなた

でも、この物語の主人公は、いつもお客様です。

三人は答えを奪う先生ではなく、見方を増やす並走相手。材料を持ち寄り、必要な視点を借り、最後は自分の一案をつくります。

三人の見方で一緒に考える →アイデアの材料を読む →